今日ふと思い出した。

あれは、あの人が送ってきたと思ってたけど、
ひょっとしたら奥さんが送ってきたのかも知れない。

あれ、というのは“結婚しましたハガキ”
そしてこの彼との話が唯一、具体的に書ける話。
(他は泥沼過ぎる・・・・・)



その彼と知り合った時、彼は何かに悩んでいた。
というか影があった。

私はそういう人が好きだ。明るく社交的な男なんて勘弁。

知り合った時の関係はというと、同僚。
彼女がいるのか確認した私。


「付き合ってる人いるんですか?」

「(最近まで)いた。けど自分がそう思っていただけかも・・・・」


あ・・・そんなこと言われたら・・・ 私は後戻りできなくなった。
だってとても悲しそうだったから。

それから彼とちょくちょく飲み歩くようになり、
ほどなくして恋人関係に。


彼が酔って私のことをぼそっとこう言ったことがある。

「救いの女神だ」って。


今こう書くと、何言ってんの、、、と引くような言葉だけど、
その時の私は、彼の暗闇を確信した。

だから、私と別れた後、数か月して付き合ってる人がいると聞いた時、
以前付き合ってた人じゃないかと直感で思った私は、

「彼をまた悲しませたら許さない」と強く思った。

悲しました彼女だったら、、と思うととても心配で仕方なかった。


別れて数か月後の私の誕生日。
別れる前に私が誕生日プレゼントを渡したからなのか、律儀にプレゼントをくれた。

ユーミンのコンサートチケット。


私は全然ファンじゃないんだけど。。

コンサートが終わり駐車場に行くと、なんと少し離れたところに彼の車が!
そして少ししたら、女性と一緒に彼が車に戻ってきた!!

こんな広い駐車場でよりによってなんで、こんな近くに停めてるの・・・・


私はとっさに、彼の下の名前を呼び捨てに呼んだ。
普段は苗字にさん付けで呼んでいたのに。

彼とは親密な関係だったと知らせたかったのだ。

少し離れていたけど、隣にいた女性にもしっかり聞こえていただろう。



そしてそれから1年も経たないある日。。。冒頭の結婚しましたハガキが送られてきたのだ。
(注:その前に私は会社をやめている)

彼の隣でウェディングドレスを着ている女性は、他の同僚も見間違うほど私に似ていた・・・・

私は身代わりだったのだろうか。
そしてあのハガキは、奥さんが送ってきたのだろうか。
あの時名前を呼び捨てに呼んだのは同僚だと聞いて。

今さらどうでもいいことだけど、ふと今日思い出しそう思った。


そして、彼が幸せかどうかも、どうでもいいけど、
私と付き合った後に付き合った女性は、それはそれは天使に見えただろう。

でも、私もあなたとじゃない人とは、幸せで居るんだ、
と言いたい。